• テキストサイズ

カラフルⅣ【気象系BL小説】

第10章 Coke scene3


カズヤに支えられながらなんとかトイレに行って、リビングのソファで伸びた。

「寝てて。なんか作ってくるから」
「ん…ありがと。カズヤ…」

お昼にそうめんを食べたらしく、ささっと丼に入ったにゅうめんが出てきた。

「これならすぐ食べられるでしょ?」

だるくて手を動かすのも大変だったけど、ちゅるちゅると食べやすくて助かった。

「あー…旨い…」
「そ?よかった」

よたよたと食べる俺の横で、穏やかに微笑んでる。

「そういや、デザインできたの?」
「うん!智に送ったらGoサインでたからさ!」
「そっかぁ。楽しみだな…」
「ふふ…にーのネギついてる…」

小口切りしたネギが唇にくっついてたみたくて、カズヤの指が触れた。

「…で?」
「え?」
「なんで昨日はおしおきされてたの?」

ぎく

「な、なんでって…さっき翔さんが言ったとおりだよ?」
「嘘だね。あんなことでおしおきなんて翔はしないもん」
「いやいや…」
「むしろ発見したらよろこんで参加するでしょ…翔なら」

いえてる…

「雅紀は誤魔化されたけど、俺はそうはいかないよ?」

じっとカズヤが俺のこと見てくる。
唇の手はつっと首筋を伝って、Tシャツの上から俺の乳首を掴んだ。

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp