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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第10章 Coke scene3


もうめちゃくちゃに尋問されたけど、俺はくたびれ果ててて…
結局話の途中で寝ちゃったみたいで。

次に目が覚めたら、太陽はもう真上あたりに来てた。

一階の寝室にはもう誰も居なくて。
一人で大きなベッドにポツンと寝てた。

「あいたたた…」

起き上がろうとしたら、頭が痛くてまたベッドに逆戻りした。
完全に薬のせいだ…

「も、今日終わったな…」

布団を丸め込んで抱きつきながら、ぐったりと目を閉じた。

それにしてもバレてたんだ…
さすが翔さんだな…

しかも何も言わず見守ってるなんて、俺だったらできるかな…

「ごめん…」

ごめん…翔さん…
ごめん…相葉さん…
ごめん…カズヤ…

心のなかで謝りながら、また俺は眠りに落ちていった。


「にーの、起きて?」
「ん…」
「飯、なんか食う?」
「ん…今何時…?」
「今、お昼の2時。ぐっすり眠ってたから起こせなかったんだ」
「ごめん…もう起きる…」

なんとかマットレスの上に起き上がったら、頭痛はなんとか収まってた。
でも身体がばっきばきに固まってて、上手に動かせない。

「ぐあああ…腿の筋肉…」
「もう…寝ててよ。ご飯なんか持ってくるよ?」
「いや…とりあえずトイレ行きたい…」

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