第10章 Coke scene3
なんかおかしい。
なんかでそう。
でももう精液でないよ…
なにこれ…なにこれ…
「やだぁっ…離してっ…おかしいっ…からっ…」
「え?和…?」
「だめぇっ…だめぇっ…」
身体がブルブル震えて力が入らない。
どこにも逃げられない。
「やあっ…ああああっ…」
我慢できなくて…わけがわかんなくて、もうどこにも力はいらない…
「やだやだやだ…なんか出るっ…やめてぇっ…」
もう悲鳴しか出ない。
それでも二人はやめてくれなくて。
限界っ…
「わあっ…」
相葉さんの叫び声が聞こえて、翔さんがくぐもった声を上げた。
「うっ…わ…も、なんだこれ…」
びくんびくん翔さんが中で震えてるのがわかる。
「和…すげぇ…」
ふと見たら、相葉さんがびしょびしょになってて…
「え…?なに…?」
「わかんね…なんか…これ…潮…?」
「だな…すげ…」
潮…?え…?なにいってんの…?
「くく…ニノったら…すげえな…」
うそだぁ…
「和、凄い…かわいいっ…」
相葉さんが顔をびしょびしょにしたまま俺の事抱きしめてきて。
そこで記憶は途絶えた。
も…なんもでないよぉ…