第10章 Coke scene3
身体をずらして俺の中心を口に入れて、じゅるっと吸い上げると、一気にオスの顔になった。
「あっ…雅紀ぃ…」
思わず髪の毛を掴んで、快感を受け止める。
「ん…凄い…和、溜まってんの?」
「あ…ばか…ちが…う…」
「ホント?」
いきなりぐりっと後ろの口を撫でられて、仰け反った。
ソファからクッションがポロリと落ちていく。
「やっ…まだ、だめぇ…」
「なんで…?ヒクヒクしてる…」
昨日、昼間に翔さんに火を着けられたのに、夜はなんもしないで寝ちゃったんだよね…
だから欲しい…欲しくなっちゃった…
「はっ…あっ…ね、も、出る…」
「いいよ…飲んでやるよ」
「やあっ…離して…」
「和…好きだよ…」
「ま…さきぃ…」
背中をゾワゾワが昇って、脳みそにガツンと快感がきた。
「あっ…あぁっ…イクっ…イっちゃうっ…」
「たっだいまー!」
バタンとリビングのドアが開いてカズヤが飛び込んできた。
「うひゃああっ…!!!」
「ぐほっ…」
「……なにやってんの……?」
咄嗟にバスローブで相葉さんごとお股を隠したけど…
「て…てへ…?」
「てへじゃねえよ…苦しい…」
「あっ…ご、ごめん…」
もそっと相葉さんが身体を起こすと、カズヤがそーっとリビングのドアを閉めた。
「…ごゆっくり~…」