• テキストサイズ

カラフルⅣ【気象系BL小説】

第9章 ミント-before-


初めてこんなことされるのに、気持ちよくて思わずそう言ってた。

「ふ…和也、もっとねだってみろよ…」
「智ぃ…もっとぉ…」

ぐちゅぐちゅかき回されるうちに、指が3本に増えてるのがわかった。

「ね…も、ちょうだい…?」
「でも…」
「もうほしいよぉ…」

初めてなのに…智の太いのが欲しかった。

「おまえ…初めてだよな?」
「え…?」

ぎりっと奥歯を食いしばりながら、智が俺を見下ろす。

嫉妬…してる…?

「もちろんだよ…智が初めてに決まってるだろ…?」
「ほんとに…?」
「なんでそんなこというの?俺、男と付き合ったこともないのに…」
「そう、だよな…ごめん…」

でも…
嫉妬してくれたんだ…

この何事にも執着しない人が…嫉妬してくれた…

「智だからほしいんだよ…?」
「え…?」
「他のは要らないっ…」

起き上がって智を抱き寄せる。

「智のが欲しい…」
「和也…」

ぎゅうっと智が抱きしめてくれたと思ったら、うつ伏せでマットレスに叩きつけられた。

「いくぞ」

興奮しきって、堪えきれないって声…

「嬉しい…早く来てっ…」


俺のこと引き裂いて
あなたで俺のこといっぱいにして

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp