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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第9章 ミント-before-


智がチューブから白い液体を出した。

「それって…」
「練乳」
「まじで…」

嬉しそうに俺の足を開くと、その指を俺の後ろの口に付けた。

「ひゃっ…冷たいっ…」
「ごめん…」

そのまま口の周りをゆるゆると撫でると、俺の腰を持ち上げて吸い付いてきた。

「えっ…ちょっ…そんなとこ舐めないでっ…」
「大丈夫だって…甘くてうめえ…」
「智ぃ…」

舌の感触がくすぐったくて。
でも智の口から出てる音は淫らで。
ぐちゅぐちゅしながら俺の口を解してる。

「んっ…あ…やだぁ…」
「んでもさ…こうしないと、多分切れるぞ?」
「…それもやだぁ…」

ぷっと笑うと、智はまた練乳を指に出した。
そのまま今度は俺の中にずぶりと差し込んだ。

「ひゃっ…ああっ…」
「うわ…すげ…和也の中、熱い…」

体の中を指が動いてるのがわかる。
今までそんなとこ、他人に触られたことなんてないのに…
なんだかきもちいい。

「あっ…んんっ…智ぃ…」

なんだか高い声で喘いでて、自分じゃないみたいな感じがする。
でも、智は嬉しそうにそんな俺を眺めてて…

いいんだ…こんな俺も、智はちゃんと受け止めてくれるんだ…

「いい…?」
「ん…気持ちいい…もっとぐちゅぐちゅして…?」

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