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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第9章 ミント-before-


「あっ…ああっ…さと…智ぃ…」

思わず名前を呼びながら髪の毛を掴むと、一層動きが激しくなった。

「いっちゃう…いっちゃうよおっ…」

智の手がぎゅっとアソコを扱いた瞬間、身体が勝手にビクビク震えて…お口の中に全部出しちゃった…

「あ…やだぁ…ごめん…」

恥ずかしくて堪らなくて。
顔を手で隠してたら、それを剥ぎ取られて。

恥ずかしすぎて泣いてる顔を見ながら、智は自分のアソコを握ってた。

「いい…その顔、もっと見せて…」

荒い息を吐きながら、俺を見ながら自分でシてる…

すごい…おっきい…

大野さんをこんなにしてるのが俺なんだぁ…
嬉しい…すごく嬉しい…

「ね…シよ?智…」
「え…?」
「男同士でも、セックスできるよ…ね?」
「おお…」

ごくりとつばを飲み込む智を見て、身体の奥が疼いた。

「嬉しい…」
「和也…」

嬉しそうに俺のこと抱きしめてくれて…

「なんだよ…おまえ、すっごいかわいい…」
「え…?」
「早く押し倒しとけばよかった」

そう言うとベッドから降りて部屋を出ていった。
戻ってきたら手に何か持ってて。
チューブみたいなやつ…

「それなに?」
「ん?ローションの替わりになんだろ」

あ…そっか。
そういうもの、要るんだ。

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