• テキストサイズ

カラフルⅣ【気象系BL小説】

第8章 ディープパープル
















子犬みたいな笑顔がすき

いつも潤んでるみたいな瞳を見てるのがすき

シニカルな事を言うくせに、すぐ赤くなるのがすき


ずっとすき

おまえのことがすき


でも、お前も俺も男だからずっと我慢してたんだ

ずっとずっと



なのに…


なんで?



なんでお前が選んだのは、男なの?



ずっと好きだった?

ずっと片思いしてた?



なんで今更…


20年も経って、つきあうんだ



だったら俺が…奪ってしまえばよかった





おまえを強引にでも俺のものにしておけばよかった





真っ暗な世界に一人…
膝を抱えて震えてる。

好きな人のしあわせを願えない自分なんて

壊れたらいい

消えてしまったらいい



俺なんか…いらない



こんな世界…いらない





だから、壊れてしまえばいい
/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp