• テキストサイズ

カラフルⅣ【気象系BL小説】

第8章 ディープパープル


握りしめた拳を見ていたら唐突に気づいた。

胸をよぎる何か…
これが一体なんなのか





俺は…智くんのことが…





どうして、なんでって言っても…

厳然たる事実の前ではなんの役にもたたない。




あなたのことを思うと、胸が焼け焦げるように痛い




あなたは彼のもの
彼もあなたのもの



俺の視界に入らないで
俺にあなたを見せないで



そんな風に笑わないで。
目を合わせないで。



俺に見せないで
その蕩けるような笑顔を



しあわせにならないで






俺以外の誰かと…しあわせにならないで
/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp