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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第5章 こひくれない


「翔くん…だめだからっ…」

ビクビクと身体が跳ねると、潤が逃げようと後ずさる。

「なんで…?」
「わか…わかんないっ…なんかだめなのっ…」

身体を跳ねるように起こすと俺の腰に顔を埋めた。

「あっ…潤っ…」
「翔くんがやるなら、俺もやりたい…」

そう言うと、手で俺の滾りを掴んだ。

「い…いいからっ…そんなことしたら…」
「だってしたいもん!」

強引に手を振り払うと、口の中に俺を挿れてしまった。

「ああっ…」

声を我慢することもできなかった。
普段はこんな声出さないのに…

思わず手の甲で口を押さえると、潤の口の中の感触に集中した。

「凄い…熱い…翔くん…」

呟きながら俺を口の中で弄ぶ。
生暖かい口の中で、俺は何度も爆ぜそうになった。
舌が裏筋をたどると、腿から腰に快感が突き抜けていく。
ぞわぞわと鳥肌を立てながら、舌の感触をただ感じた。

「きもちいい…?」

不安そうに俺を見上げる目は潤んでいる。
その潤んだ瞳、めいっぱいに俺を写し込んでる。

「ああ…潤がしてくれるなら、なんでも気持ちいい…」
「もう…バカなんだから…」
「だろ?俺たち、お似合いじゃないか…」

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