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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第4章 エバーグリーン


なんだがとっても眠くて、相葉さんがなんか喋ってるのに適当に返事してた。

「うん…いいんじゃ…ない…」
「…まじで?」
「ん?」

なんだ?マジで今、一瞬落ちちゃって、話聞いてなかった。

「ほんとにいいの?」
「え…?え…?」

すっごい真剣な顔で相葉さんが聞くから、なんだっけとも聞けなくて。

「い…いいんじゃない?」

この性格、直さないとな…

こういう適当な返事をするから、勘違いされることが多いんだから…

「じゃあ、今からな」
「へ?」

ぐいっと腕を引っ張られて抱きしめられた。

「えっ…ちょ、今から!?」
「だめ?」
「え…と…でももう遅いし…」
「じゃあいつならいいんだよ?」
「えっ?」

なにするんだろ…ダメだ…会話が思い出せない。

「えっと…じゃあ、ちょっとならいいよ?」
「ちょっとお!?」
「えっ…だめだった?」

なんだろ…ゲームでもすんのかな…
でも明日はもうドーム入りで一日リハだし…
体力を削るようなことはしたくないなぁ…

「ちょっとってお前…それ、生殺しだぞ…」
「えっ?生殺し…?」

一体…何をするんだ。
何を”いい”って言ってしまったんだ?
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