第3章 萌葱-moegi- scene2
雅紀にスイッチが入ってしまった。
手をつきながら絡まる3人を見た。
雅紀が後ろから与える快感が強烈で…喘ぐ声を我慢できない。
「あっ…やだぁ…雅紀、声が我慢できない…」
「いいよ…聞かせてやれよ」
「やだやだやだ…」
「じゃあ我慢して」
俺の後ろの口を雅紀の唇が、乱暴に愛撫していく。
こんなに乱暴なのは初めてで。
性急な高まりに思わず腰が引けてしまう。
「智…腰、動いてる…」
「やっ…やだっ…」
唇が離れていったと思ったら、今度は指が入ってきた。
「あれえ…?智、ここすごいトロトロ…感じちゃった?」
「ち、違うもん…」
「でも熱いよ…?翔ちゃんがされてるの見て、興奮しちゃったんだ?」
「違うっ…違うもんっ…」
ぐいっと雅紀は俺の背中に乗ってきた。
「俺は…興奮した」
「雅紀…」
「ちょうだい?智…」
「あ…そんな…」
「ほら、見て…?翔ちゃん気持ちよさそうだよ…?」
リビングを見たら、翔くんが仰向けになってる。
足の間には潤が居て、翔くんをじっと見ながら腰を振ってる。
ニノは翔くんの股間に顔を埋めてる…
翔くんはクッションを掴みながら、気持ちよさそうに喘いでた。