第3章 萌葱-moegi- scene2
「やめてよおっ…潤っ…ニノっ…」
「いいんですか…?こんなになってるのに…」
ニノは翔くんのあそこをぎゅっと掴んだ。
「あっ…やああっ…」
「ほんとさっきから嫌なのは口ばっかりじゃないですか…あ…そうか…そのお口、塞いであげればいいんですね」
そう言うと床に翔くんの上半身を下ろして、ニノはスエットのズボンを下げた。
「ホラ…いつもしてるみたいにシてよ?」
ぐいっと翔くんの顎を持つと、その口に自分をねじ込んでいった。
「んうっ…」
「そう…優しくね…いつも、してくれてるの…気持ちいいよ…?翔さん…」
翔くんがニノのこと見上げると、優しく頬を撫でた。
「じょうずだよ…翔さん…」
ニノの囁きに、翔くんの目から涙がこぼれ落ちた。
知らないうちに、俺のズボンの中も熱くなってた。
どうしよう…
まさか、みんなのこんなシーンを見ることになるなんて…
見ていられなくなって振り返ったら、雅紀が俺をじっと見てた。
「雅紀…?」
突然、床に四つん這いにされた。
「えっ…ちょっと待って…」
小さい声で抗議するけど、雅紀は夢中で俺のズボンを刷り下ろしてしまった。
「やめてっ…」
「いいから…智は見てろよ…」