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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi- scene2


「潤くん、そろそろいいですよ」
「えっ…」
「えじゃないでしょう…?ほら、こっちきて?」

翔くんはなんとか動こうともがいてるけど、ほんとに力が入ってないみたいで起き上がることすらできない。

「何考えてんだよっ!おまえらっ…」
「なにって…翔さんが大野さんに考えたようなことですよ?」
「えっ…」
「さ、潤くん」

有無を言わさない響きがあるニノの声がすると、潤は立ち上がった。
ニノのそばに立つと、少し顔を赤くした。

「あの…ニノ…」
「ん?」
「その、俺…」
「ああ…じゃあ、出してください」

何をするのかと思ってたら、潤が自分のジーパンを開けて…


「ちょっ…あれ、止めないと!」
「いいから…智、待って…」

雅紀が俺の腕をぐいっと掴んだ。

「なんか考えがあるみたいだから、見てようよ」

見上げると、雅紀は少し微笑んでた。


潤が恥ずかしそうに自分を取り出した。
ニノは翔くんをいじってる手を止めて、潤のそれを…

「あっ…」

ぱくんって食べちゃった…

「ニノ…ちょっと、激しいって…」
「んふ…」

ニノの頭が潤の股間で揺れてる。

もう、何がなんだかわからない。
一体なんでこんなことになってんだ…?

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