第3章 萌葱-moegi- scene2
「潤くん、そろそろいいですよ」
「えっ…」
「えじゃないでしょう…?ほら、こっちきて?」
翔くんはなんとか動こうともがいてるけど、ほんとに力が入ってないみたいで起き上がることすらできない。
「何考えてんだよっ!おまえらっ…」
「なにって…翔さんが大野さんに考えたようなことですよ?」
「えっ…」
「さ、潤くん」
有無を言わさない響きがあるニノの声がすると、潤は立ち上がった。
ニノのそばに立つと、少し顔を赤くした。
「あの…ニノ…」
「ん?」
「その、俺…」
「ああ…じゃあ、出してください」
何をするのかと思ってたら、潤が自分のジーパンを開けて…
「ちょっ…あれ、止めないと!」
「いいから…智、待って…」
雅紀が俺の腕をぐいっと掴んだ。
「なんか考えがあるみたいだから、見てようよ」
見上げると、雅紀は少し微笑んでた。
潤が恥ずかしそうに自分を取り出した。
ニノは翔くんをいじってる手を止めて、潤のそれを…
「あっ…」
ぱくんって食べちゃった…
「ニノ…ちょっと、激しいって…」
「んふ…」
ニノの頭が潤の股間で揺れてる。
もう、何がなんだかわからない。
一体なんでこんなことになってんだ…?