• テキストサイズ

カラフルⅣ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi- scene2


「雅紀っ…も、だめっ…」
「うん…一緒にっ…」

下から突き上げられながら、雅紀の上に載せられた。
強く抱き合いながら、俺と雅紀は快感の絶頂に立った。

「あああっ…雅紀っ…イクっ…」
「智っ…俺もっ…ああああっ…」


このとき…気づけたはずだったのに…


「はぁっ…はぁっ…智…」
「まさ…き…」
「キモチイイ…」

また俺の中で大きいままだった雅紀が腰を突き上げた。

「やっ…ああっ…イったばっかだからあっ…」
「だめ…我慢できない…」


なんで、雅紀があんなこと言い出したのか…
気づけたはずなのに…


”俺のためだけに生きればいい”


今まで一度だって、こんなことを言わなかった雅紀が。
なんでこんなこと言い出したのか…

深く考えるべきだったんだ。


「雅紀ぃっ…やだぁっ…」
「智…愛してる…愛してるよ…」
「やあっ…あああっ…おかしくなっちゃうよぉっ…」
「いいよ…全部、見せて…智が見たい…」

仰け反る俺の身体を捕まえて、ありとあらゆる場所にキスマークをつけていく。

気持ちよすぎて、もう頭が回らなくて…

そのまま流されるまま…



気がついたら朝を迎えていた。




隣に雅紀は、いなかった。

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp