第3章 萌葱-moegi- scene2
そのまま雅紀の顔は下に下りていって、胸の先端をちゅっと舐められた。
期待に膨れ上がってた俺は、思わずびくっと身体を揺らして雅紀の腕にしがみついた。
ぎゅうっとしてないと身体の奥から出てきたキモチイイが、出てきちゃいそうで。
「そんなに力入れないで…」
「だって…イっちゃう…」
「え?」
「雅紀が触ってるだけで、イキそう…」
「智…」
嬉しそうに笑うと俺の足を開いて、そこに身体を滑り込ませた。
「あっ…」
雅紀の熱い塊が、後ろの口にぬるっと押し当てられた。
「もう、入れるの…?」
「ん?違うよ…こうやってるだけだから…」
そういいながら、また俺の乳首を舌で舐め始めた。
「んあ…」
下の口をずっとノックされながら、胸を弄られてる。
もどかしい愛撫がずっと続いた。
熱い塊がぬるっと押し付けられたかと思うと、すっと引かれて。
また押し付けられたかと思うと、入りそうなくらいぐりぐりされて。
「あ…っ…雅紀…」
「ん…?」
「や…そんな…焦らさないで…」
「だめだよ…まだ解れてないんだから、ゆっくりね?」
そう言いながらも脇腹を手でさわっと撫でて、また首筋の気持ちいところをべろりと舐めあげていく。