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イケメン王宮

第7章 騎士


「ここがシュタインでの私の部屋だよ」

「へぇ~可愛い部屋だね萩」

淡いピンクの壁紙で可愛い小物やぬいぐるみが所狭しと並んでいる

「私の趣味じゃないよ?これは、ユーリが揃えてくれたの
『やっぱり女の子だからピンクが良いよね』って」

「なんか分かる~ピンク可愛いよね
でも緑も良いと思うよ~」

微笑むとドレスの裾をもってクルッと回る
キャラメル色の髪がふわりと揺れる

「ノアの瞳と同じ淡い緑だよ似合う?」

「とっっても似合ってるよ~」

「ふふっ、ありがとうノア」

コンコン

「お嬢様、朝食の準備が整いましたので食堂へお越しくださいませ」

「分かったありがとう。ノアご飯に行こう」

「うん。お腹すいたね
朝ごはん何かな~」

「シュタインのご飯も美味しいよ、楽しみにしててね」

食堂で朝ごはんを堪能してから夕方のパーティーに向けて準備にかかる

アランはパーティー会場の下見に
萩は着替えのため衣裳部屋に
ノアは......中庭でお昼寝中💤

「.....ノア殿をほっておいてもいいのでしょうか?」

「ああ、いつもの事だほっといてくれ
それよりもあそこは死角にならないか?」

「あそこには.....」

「よしこんなもんか。後は萩の事は『サクラ』と呼んでくれ」

「分かりました。デジールにばれる訳には行けませんからね」

「アル」

「ゼノ様!どうかされましたか?」

「そろそろデジールが来る出迎えの準備をしてくれ」

「はい!」

その頃萩はドレスを着替えてノアの起こしに中庭にやってきた

「ノア、もうすぐパーティー始まるよ」

「ん~?」

「起きて」

「萩がおはようのキスしてくれたら起きる~🎵」

「えっキス?しょうがないな//」

軽くチュッとキスを落とす

「んっっ!!」

離れる直前に後頭部に手が回り引き寄せられ深く口づけられる

「んんっ...はぁ..ノア」

「ん~どうしたの萩。もっとキスする?」

「///もういいです///」

「そう?残念~また今度しようね🎵」

「うん///」

「じゃあ行こうかクロッシュを取り戻す為のパーティーにね」

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