第2章 黄色さんの奇跡
二宮「おはよーす。」
「おはよ。和也今日は早いじゃん!」
彼は幼稚園からお隣さんで幼馴染の、
二宮和也。
みんなからはニノって呼ばれてる。
二宮「ん。」
素っ気ないなー。
いつも通りと言うか…。
櫻井「おはよー!ニノも来てたんだ!」
爽やか秀才がやって来た。
二宮「おう。」
「櫻井くんおはよ!」
櫻井「昨日のテレビ見た?あれさー、
超面白かったよね!」
「あーうん!面白かった!」
櫻井くんのペースに飲まれちゃう。
…あれ?気がついたら和也がいないや。
どこ行っちゃったんだろう?
櫻井「ちゃん!ちょっとちょっと!
聞いてるー?」
「う…あ、ごめん!ホームルーム前に
トイレ行ってくるね!」
和也…どこだ??
教室を出て、和也を探す。
屋上につながる階段にいた。