• テキストサイズ

眠れぬ夜の贈り物

第5章 赤の奇跡





クリスマス当日。



電車で一時間ほどのところへ


イルミネーションを見に行くことに。




駅に一番に着いて待っていると




F「おーい!お待たせー!」


翔ちゃんと仲良しのFくん。


絶対に内緒って約束して、

彼氏のふりをしてもらうことに。




「バレないかなー?」



F「上手くやるよ!でもなー、

なんでは

天邪鬼なんだろ。


早く告白しちまえよー!」


「いや、無理無理!!」





K子「おはよー!お待たせ!」



え、翔ちゃんの彼女って…





そこにいたのは、私の親友の

K子だった。



だって、なんで!?


そんなこと一言も言ってなかった!!



2人に背を向け、必死に涙を堪える。


だめだ。泣かない。


今日は楽しまなきゃ!!



2人の姿に胸が


ズキズキするけど、


ここは我慢だ。


2人を祝福しないと。



/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp