第5章 キミとの距離 黒子テツヤ
黒子視点
近くに居るのに遠すぎる......
お願いですもっと近くに居てください
「リコ監督、お疲れ様です」
「うん、ちゃんお疲れ様」
「テツ一緒に帰ろっ」
「はい、帰りましょうか」
「火神くんも帰ろうよ」
(いつも3人で帰ってますよね。たまには昔みたいに2人で...いやっ火神くんに悪いですね)
幼馴染のさん。
昔からずっと2人で一緒にいました
こんな事言いましたよね
「私ね大きくなったらテツのお嫁さんになる!」と
ですが
中学校に入ってから、距離が出来た気がします
どうしたら昔の様になりますか?
キミにとって僕はただの幼馴染ですか?
キミの目には誰が映ってますか?
......嫉妬しすぎですか?
もしかして変わったのはキミじゃなくて自分ですか?
「テツ、どうしたの?」
「///何でもないですよ?」
「俺、用事あるから」
そういって火神くんは何処かに行ってしまいました
「2人だけだね」
「そうですね」
「何か昔みたいかも」
「えっ?」
「ほら、昔からずっと一緒だったでしょ?あの時私が行った事覚えてる?」
「告白...の事ですか?」
「うん。懐かしいよね」
(...過去の事にしないで下さい.......)
「テツ、昔みたいに呼んでよって」
「?」
「いっつもあだ名で呼んでたでしょ。テツとって」
「そうですね」
「どうして、こんなに距離が出来たのかな...」
「...っ...!」
それは中学校での事