第3章 眼鏡 緑間真太郎
「1人で行くよ?せっかくの休みなんだからゆっくりしててよ」
「休みなんていいのだよ。それにデートだと思えばいい事だ」
「でっでもっ」
「自分で決めたことなのだよ」
「.........じゃあ、デートって事で」
「行くのだよ」
「うん」
「真ちゃん、///手繋いでもいい?」
「///ほらっ」
そういって左手を出してくれる
今は11月なので、かなり冷え込む
寒がりな私にとって嫌な時期である
手を繋ぐと彼は繋いだ手をポケットの中に入れる
(やっぱり、真ちゃんの手は大きくてあたたかいなぁ)
「ココはどうだ?」
窓ガラスが曇っていていかにも暖房の効いていそうな店だった
「いや」
「どうしt」
「だって、暖かいとこういう風に手繋げないでしょ///」
「///場所変えるのだよ」
「うん」
買ったのは前と形の似た眼鏡だった
「同じようなのを買ったんだな」
「えっ?でも今回のはちょっと違うよ?」
「何処が違うのだよ」
「これは、真ちゃんが買ってくれたでしょ?」
「」
「大切に使うね」
「あぁ」
~end~
「そうだ!真ちゃん、これあげる」
「これは何なのだよ」
「ヒゲつきの眼鏡」
「...(これは喜ぶべきなのか)ありがとうなのだよ」