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小さな恋、育てませんか?【IDOLiSH7】

第3章 真実



「えっと…じゃぁ、ゴミを拾って捨てよう!」

また、家中を歩き回って今度はゴミを探す。
わたしの手には収まりきらないくらいの大きな埃もあったけれど、なんとかゴミ箱の前まで運ぶことは出来た。

しかし、ゴミをその中に入れることは出来ず、更には

—ダンッ!!

と勢いよくひっくり返してしまった。

「ひゃぁっ!」

ど、どうしよう…?
これもまた、わたしの力では元に戻すことが出来ない。

「あとで楽さんに謝って直してもらおう…。」

なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

「そ、そうだ!ご飯!!ご飯作ろう!」

そう思ったけれど、これも冷蔵庫が開けられないことと、料理する所が高すぎて届かないということで諦めた。


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