第21章 松怪奇譚 オマケ
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「い、ちまつ…」
名を呼ばれ、一松は顔を上げ見つめ合った。
乱れた浴衣。紅潮した顔。誘うような瞳。
「もう…限界」
一松の理性が吹き飛んだ。
下着を下ろし、苦しい自身を解放すると、先端からは透明な液が滲んでいる。ゆめ美の膝を掴んで太腿を開き、愛液でぐちゃぐちゃになった秘部へ自身を押し当てる。
「ん…っ」
「ゆめ美、挿れるよ」
声がしたのは、一松が先端で蜜口に触れたのと同じタイミングだった。
「うわっ、ドアぐっちゃぐちゃ!おーいいるかーー?」
「っ!?」
急いで離れ、浴衣を整える二人。ゆめ美がバッグから替えのブラジャーを取って装着したところで、懐中電灯の光が二人を捕らえた。
「イェーーイッ!救いのヒーロー長男様なのだーーっ!」
——突然の救いのヒーロー登場に、二人の世界は呆気なく終了した。
・・・