• テキストサイズ

おそ松さん〜恋セヨ松野さん〜

第15章 番外編 perfect birthday〜F6〜



されるがまま巻き巻きされたゆめ美の前に、トド松が水鉄砲を持ってやって来た。


「はいこれユメの水鉄砲」

「ありがとう!よーし、負けないから!」


元気よく返事をし、水鉄砲を受け取ったゆめ美の笑顔を見て、トド松はモジモジと下を向く。


「ボ、ボクも負けな…キャッ!?やったなーイチ!」


トド松が恥じらい俯いた隙を見計らい、一松が背中から先制攻撃を仕掛けた。


「全く、ゆめ美に見惚れて隙だらけだぞ」


ローションを頭から浴びてぐっちょんぐっちょんになったトド松を見て、ゆめ美もいろんな意味でぐっちょんぐっちょんになった。


「やれやれ…。ゆめ美さんの前で子供みたいに振る舞わないでください」

「ガイズ!ゲームは紳士に、そして大胆に。始まる前からはしゃぎすぎだよ」


見兼ねたおそ松とチョロ松が、ゆめ美の元へ来た。


「ったく、ギャーギャー騒ぐな。ガキじゃねーんだから……っふぅ…」


風呂桶で自らローションを全身に浴びたカラ松も、大胸筋をセクシーに艶めかせて二人の後へ続く。

ゆめ美の前に、六色の超絶イケメンが勢ぞろいした。

六人はビキニパンツをホルスター代わりにローション水鉄砲をしまうと(要は股間に二丁拳銃)、ゆめ美の手を取り跪く。


「さぁ、誕生日プレゼントのお返しに、僕らが夢とロマンと快楽の世界へ招待するよ」

「ま、お前を虜にするのはこのオレカラ松だがな」

「ゆめ美さん、私達の感謝の気持ち、沢山受け取ってくださいね」

「おれが愛を捧げるのはゆめ美、お前だけだ」

「ゆめ美、美味しそうな顔してるっ。今夜はどんな甘いデザートを味わえるのかな?」

「ボクと契約して、愛玩彼女になってよ!」


次々に手の甲へ唇をつけ、そして立ち上がった。


「ゆめ美、準備はいいかい?」


おそ松は股間から水鉄砲を取り出し、銃口にキッスをする。


「は、はい!」

「じゃあ行くよ?READY……BURN!!」

「あぁぁありがとうございまぁぁぁあすっ!!!!」








〜perfect birthday〜完
/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp