第8章 妹の戦い方
第六戦の行われるビルに移動し、オールマイトや皆はモニタールームに入った。
Dチームが『ヒーロー』、Kチームが『敵(ヴィラン)』
風利
「爆豪、」
ビルに入る前、私は爆豪に声をかけた。
爆豪
「あ?」
風利
「もしかして、緑谷君に負けて傷心してる?」
爆豪
「!」
図星か…でも、
風利
「傷心してても…アンタには絶対負けないから!」
容赦しない。
暴力と暴言ばかりの爆豪に、私が負ける訳にはいかない!
私と障子君は、5階のフロアに核を設置した。
障子
「何か知らないが…爆豪ばかりに捉われるなよ」
風利
「…うん」
分かってる…けど、私は絶対に、爆豪に勝つ!