第5章 結果発表
オールマイト
《こうして話すのは、いつぶりかな》
オールマイトの声が小さくなった。
トゥルーフォームに戻ったのかな…
薙景
「風利の受験結果が最後じゃない」
受験結果が録画メッセで届いた時は、流石に驚いたけど…
オールマイト
《改めて、入学おめでとう!薙景ちゃん!》
薙景
「ん、ありがと」
オールマイト
《今日の“個性”把握テスト、観てたよ。二人とも“個性”を使い熟してたね。流石だ》
薙景
「おー、No.1ヒーローに褒められた。やったね」
オールマイト
《時間が合わず、直接会えなくて残念だよ。…そうだ、風利ちゃんは一緒に居るかい?》
薙景
「当たり前じゃん。代わろっか?」
そう言った瞬間、私の目の前に風利の手が伸びてきた。
風利
(私も話したい!)
って目で訴て来てる(笑)