第1章 姉の出会い
放課後
私は、一人で街をブラブラ歩いてた。
買い物して帰ろっかな〜…今日の夜ご飯、私の番だし…
とか考えて歩いてると、
ボウッ‼︎
突如として、爆発音が聞こえた。
薙景
「また敵(ヴィラン)?」
私は、その音の聞こえた方に向かって駆け出した。
辿り着いた先には、既に人集りが出来ていて…商店街に火事が起きていた。
私は、人混みの先頭まで出て、敵(ヴィラン)の姿を探した。
通りの中に、ヘドロみたいな敵(ヴィラン)が居て、その敵(ヴィラン)に一人の男子が捕まっている。
「おおォオオオ!!!」
その男子は、必死に抵抗してて…両手の平から爆発を起こしてる。
この爆発は、あの男子の“個性”か…
もしかしたら、ヘドロに利用されてるのかも。