第29章 対等の相手
麗日
(私の今出来る最大限…‼︎全く通じへんかった!!!)
お茶子ちゃんが立ち上がる。
爆豪
「いいぜ。こっから本番だ、麗日」
麗日
(それでも!!!)
その時…お茶子ちゃんの体が、膝から崩れるように倒れた。
風利
「!」
緑谷
「………許容重量(キャパ)…(とっくに超えて…‼︎)」
ミッドナイト先生が、お茶子ちゃんの傍に寄る。
麗日
「まだ…〜〜〜〜…父ちゃん…‼︎」
ミッドナイト
「………」
薙景
「体力の限界と…“個性”の負荷」
風利
「お茶子ちゃん…!」
ミッドナイト先生は立ち上がると、
ミッドナイト
「麗日さん…行動不能。二回戦進出、爆豪君!」
この試合の勝敗を決した。