第24章 罪悪感
風利
「ごめん、物間君。煩くしちゃって…」
物間
「え、あ…」
物間君が、私と爆豪を交互に見る。
風利
「えっと…何の話だったっけ?」
確か、ご飯誘った理由の…
物間
「いや…この話は、また今度にするよ」
風利
「え?」
物間
「(邪魔も入ったし…)また改めて誘う事にするよ」
風利
「いや、だから、お礼とかもう良いって…」
物間
「いやいや、これはお礼じゃなくてデートの誘いだから」
風利
「……えっ」
デート…?
物間
「だから、遠慮で断るのはやめて欲しいかな」
物間君が、席を立ってトレイを手に取る。
物間
「じゃあ、またね八つる…いや、風利ちゃん」
そう言って、物間君はここから離れて行った。