第24章 罪悪感
物間
「…僕に何か用かな」
風利
「あれ、覚えてない?騎馬戦の最中に言ったじゃない」
私は、オムライスにスプーンを入れながら、
風利
「終わったら同じセリフ聞かせて、って」
物間君に向かってニッと笑った。
物間
「………」
物間君は、バツが悪そうに目を逸らす。
風利
「爆豪を侮辱されたのも、私が失敗したって言われたのも、私結構ムカついたんだよね」
物間
「…あの時言った事は、その……」
風利
「………」
物間
「…ごめん…」
風利
「!」
小さな声だったけど、物間君は確かに謝ってくれた。
風利
「…ふふっ」
物間
「Σ!」