第23章 1000万の行方
爆豪が飛びかかった時、1000万のハチマキをどっちが持ってるのか、どっちを攻撃すれば良いのか、分からなかった。
爆豪が迷ってる間に…時間は無くなってしまった。
もっと…私が、もっと速く皆を押せていたら、爆豪を飛ばせていたら…
風利
「取れたかもしれないのに…」
悔しい…障害物競走の時よりずっと…
プレゼント・マイク
《3位鉄て…アレェ⁉︎オイ!!!心操チーム!!?》
風利
「!…しんそう?」
プレゼント・マイク先生も気づかない間に、3位チームが変わっていたみたい。
プレゼント・マイク
《いつの間に逆転してんだよオイオイ‼︎》
その人は、前にうちのクラスに宣戦布告して来た普通科の男子の事だった。
チームメートは…
風利
「……えっ」
心操
「ご苦労様」
奏
「良かった〜!突破出来た〜!」
風利
「奏君…⁉︎」