第22章 挑発と焦燥
…物間君の爆豪に対する挑発は止まらないね。
風利
「………」
でも、私も少しムカついた。
風利
「失敗だと思う?」
私は思わない。
風利
「ヒーローらしからぬ言動ばかりのバカ豪だけど…センスと実力は、私より上だよ」
爆豪/物間
「…!」
私は、頭の中で姉さんをイメージしながら…
風利
「物間君、さっきのセリフ…騎馬戦終わった後にもう一度聞かせてみてよ…“爆豪に盛大に負けた後”でさ」
物間君に向かって、強気に笑って見せた。
その時、
GLOOPP
風利
「!」
切島
「Σおわ!」
いきなり、私達と物間君チームの間に白い液体が流れて来た。