第22章 挑発と焦燥
私が強風をぶつけた事で、周囲の騎馬の動きが止まった。
轟
「残り6分弱…後は引かねえ」
その間に…
轟
「悪いが、我慢しろ」
キィィィィィ…キンッ
八百万さんが作った伝導体を使って、轟君が地面を凍らせた。
プレゼント・マイク
《何だ何をした⁉︎群がる騎馬を轟一蹴!》
相澤
《八剣の強風に、崩れまいと踏ん張ってる間に凍らせた…流石と言うか…障害物競走で結構な数に避けられたのを省みてるな》
プレゼント・マイク
《ナイス解説‼︎》
薙景
「プッ、見透かされてやんの」
轟
「あ?」
薙景
「ごめんごめん(笑」
通り抜け様に轟君が、足が凍ってる騎馬からハチマキを取った。
「あーーハチマキ!くっそぉお!」
轟
「一応貰っとく」