第22章 挑発と焦燥
ギュルルル
瀬呂君にテープを巻き取って貰って、爆豪は騎馬の上に戻って来れた。
風利
「よし…!」
切島
「ナイスキャッチ!」
爆豪
「チッ」
プレゼント・マイク
《騎馬から離れたぞ⁉︎良いのかアレ!!?》
あっ、そう言えばコレ反則になるんじゃ…
ミッドナイト
「テクニカルなのでオッケー‼︎地面に足着いてたらダメだったけど!」
問題ナシか…助かったけど、良いのかな。
プレゼント・マイク
《やはり狙われまくる1位と、猛追を仕掛けるA組の面々共に、実力者揃い!現在の保持Pはどうなってるのか…7分経過した現在のランクを見てみよう!》
風利
「次も不意打ち出来ると良いんだけど…」
その時、私の視界の端に…爆豪に伸びる手が映った。
プレゼント・マイク
《………あら!!?ちょっと待てよ、コレ…!A組、緑谷以外パッとしてねえ…》
風利
「──爆豪っ‼︎」
プレゼント・マイク
《てか、爆豪あれ…⁉︎》