第3章 入学と再会
「机に足をかけるな!」
姉さんがもう一つ欠伸をした所で、一際大きな声が教室に響いた。
「雄英の先輩方に申し訳ないと思わないか⁉︎」
実技試験の時に、試験管に質問をしてた眼鏡の人と…
「思わねーよ。てめー何処中だよ、端役が!」
私の隣の隣に座ってた目付き悪い人だ…確か名前は…爆豪勝己。
飯田
「ボ…俺は、私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
爆豪
「聡明〜〜〜⁉︎くそエリートじゃねえか。ブッ殺し甲斐がありそだな」
飯田
「ブッコロシガイ⁉︎君酷いな、本当にヒーロー志望か⁉︎」
全くもって…彼とは極力関わらないようにしたい。
薙景
「あー!いつかの人質君じゃん!久しぶり〜」
爆豪
「!て、てめーはあん時の…‼︎」
ええー⁉︎姉さん⁉︎
いつの間にか席を立ってた姉さんが、彼らのとこにいて、爆豪君に話しかけてた。
薙景
「相変わらず口悪いね〜」
ていうか、え⁉︎知り合いなの…⁉︎