第16章 不安と不審
3人でリビングに入り、それぞれテーブルに着いた。
風利
「どうして気絶なんてしたの?」
薙景
「敵(ヴィラン)との戦いが思ったより辛くてさ〜…先生達が撃退した後、安心して気ィ失っちゃった」
風利
「それだけ…?それだけなの?本当に?」
薙景
「本当本当」
風利
「…なら、良いけど…」
ヨシさんは、嘘だって知ってるよね…リカバリーガールから連絡行ってるだろうし。
風利
「次からは、あんな無茶しないでよ!絶対だからね!」
薙景
「はいはい」
次やったら、風利はもっと騒ぐんだろうな〜…気を付けよ、バレないように。←
達佐
「…大丈夫なのか?」
薙景
「ん?大丈夫だよ」
敵(ヴィラン)連合は、必ずまた来る…厄介な事に、私も無関係じゃないし…
薙景
「…気を付けよ」
──風利を巻き込まないように。