第16章 不安と不審
緑谷
「オールマイト…!え…良いんですか⁉︎姿が…」
オールマイト
「ああ!大丈夫さ!何故って⁉︎彼は、最も仲良しの警察、塚内直正君だからさ!」
?→塚内
「ハハッ、何だその紹介」
ゲ、警察か…
シャツのボタンを留めながら私は、思わず眉根を寄せた。
塚内
「早速だがオールマイト、敵(ヴィラン)について詳しく…」
オールマイト
「待った。待ってくれ、それより…生徒は、皆無事か⁉︎相澤…イレイザーヘッドと13号は‼︎」
薙景
「!」
そうだ…風利や他の皆は、どうなったんだろう…
塚内
「………」
保健室に居ないって事は、怪我人は無し…?それとも…
塚内
「生徒は、そこの2人以外で軽傷数名。教師2人は、取り敢えず命に別状無しだ。3人のヒーローが身を挺していなければ、生徒らも無事じゃあ居られなかったろうな」
軽傷数名…なんだ、無事か…
ネクタイを結びながら、私はホッと息を吐いた。
オールマイト
「そうか…しかし、一つ違うぜ、塚内君。生徒らもまた戦い、身を挺した‼︎」