第16章 不安と不審
隣のベッドには、私と同じく点滴を受けてるオタク君。
緑谷
「八剣さん…」
薙景
「オタク君、また骨折したの?懲りないね〜」
緑谷
「Σうっ」
更に隣のベッドには、ガリガリ姿のオールマイトが居る。
薙景
「オールマイトも、無茶しまくりだったね」
オールマイト
「耳が痛いが…薙景ちゃん、君には言われたくないよ」
薙景
「アハハッ、ごもっとも!」
ま、反省する気は無いけど。
薙景
「あ、制服あるじゃん。着替えよー」
サイドテーブルに、私の制服が置いてあった。
シャッとベッドのカーテンを引いてく。
緑谷
「⁉︎こ、ここで着替えるの⁉︎」
薙景
「覗いちゃダメだぞ☆」
なんてね。