第15章 プロの本気
薙景
「………はは、さっすが…」
風を止めながら、私は思わず笑ってた。
切島
「……漫画(コミック)かよ。ショック吸収を“ないこと”にしちまった…究極の脳筋だぜ」
爆豪
「デタラメな力だ…再生も間に合わねえ程のラッシュって事か…」
轟
(これがトップ…)
爆豪
(プロの世界か…!)
オールマイト
「やはり衰えた。全盛期なら5発も撃てば充分だったろうに、300発以上も撃ってしまった」
300発…吐血しながら300発も…
オールマイト
(そして…時間切れだ)
やっぱり凄い…凄過ぎるよ、オールマイトは…
オールマイト
「さてと、敵(ヴィラン)…」
オールマイトが、弔と黒霧に向き直った。
オールマイト
「お互い、早めに決着つけたいね」
死柄木
「チートが…!」
初めて弔の声色が変わった。