第15章 プロの本気
轟
「3対6だ」
緑谷
「モヤの弱点は、かっちゃんが暴いた」
切島
「とんでもねえ奴らだが、俺らでオールマイトのサポートすりゃ…撃退出来る‼︎」
薙景
「皆やる気満々だね〜」
斯く言う私も、ナイフを2本とも抜いて構える。
オールマイト
「ダメだ!!!」
「「‼︎」」
オールマイト
「逃げなさい」
えー…
轟
「………さっきのは、俺がサポート入らなけりゃやばかったでしょう」
オールマイト
「それはそれだ、轟少年‼︎ありがとな‼︎」
緑谷
「オールマイト、血…それに、時間だって無い筈じゃ…あ…」
薙景
「またピンチにならないとも限らないよ」
オールマイト
「大丈夫‼︎プロの本気を見ていなさい‼︎」
グッと拳を握って、オールマイトはそう言い放った。