第11章 RESCUE
相澤
「おい、まだ途中(ギロッ」
相澤先生て、何かと直ぐ睨んでくるよね。
相澤
「今回、コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には、活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。訓練場は少し離れた所にあるから、バスに乗ってく。以上、準備開始」
緑谷
(救助訓練…‼︎憧れに…最高のヒーローに近付く為の訓練!!!!頑張るぞ!!!)
コスチュームに着替えた後…私達は、バスに乗る為移動を始めた。
薙景
「オタク君、なんか気合い入ってるね〜」
さっきからフンフンと鼻息の音が聞こえるし。
緑谷
「うん!この訓練、頑張りたいなって思ってるから」
麗日
「ん、デク君体操服だ。コスチュームは?」
緑谷
「戦闘訓練でボロボロになっちゃったから…修復をサポート会社がしてくれるらしくてね、それ待ちなんだ」
薙景
「そーなんだ」
その時、バスの方からホイッスルの音が聞こえて来た。
飯田
「バスの席順でスムーズにいくよう、番号順に二列で並ぼう!」
緑谷
「飯田君、フルスロットル………!」
一番ノリノリだね委員長。