第10章 マスコミ騒動
昼休憩──食堂
ここは、LUNCHRUSHのメシ処。
薙景
「ランチラッシュのご飯は今日も美味ですな〜」
麗日
「お米が美味い!」
緑谷
「人が凄いなあ………」
飯田
「ヒーロー科の他にサポート科や経営科の生徒も、一堂に会するからな」
只今、オタク君、飯田君、麗日さんと一緒に昼食中…風利は、蛙吹さんと芦戸さんに誘われてた。
緑谷
「いざ委員長やるとなると、務まるか不安だよ………」
麗日
「ツトマル」
飯田
「大丈夫さ」
私は、モグモグしながら頷いた。
オタク君も真面目だし、器用かは置いといて一生懸命やりそうだし…結構務まると思う。
飯田
「緑谷君のここぞという時の判断力や胆力は、〝多〟を牽引するに値する。だから君に投票したのだ」
緑谷
(君だったのか‼︎)
オタク君の三票は、オタク君自身と飯田君…あと麗日さんが入れたんだろうな。