第10章 マスコミ騒動
蛙吹
「日も浅いのに信頼もクソもないわ、飯田ちゃん」
切島
「そんなん皆、自分に入れらぁ!」
飯田
「だからこそ、ここで複数票を獲った者こそが、真に相応しい人間という事にならないか⁉︎」
一理あるかな。
飯田
「どうでしょうか先生!!!」
相澤
「時間内に決めりゃ、何でも良いよ」
投票に決まり、全員に用紙が配られた。
誰に入れよっかな〜…白紙で出しても良いんだけど…
薙景
「うーん…」
かなりやりたそうだったし、恐らくクラスで一番真面目だし…
私は、用紙に『飯田天哉』と書いた。
開票後…結果発表──
オタク君、三票
八百万さん、二票
その他、一票orゼロ票