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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第4章 幼馴染再開


『まさかこの万事屋の旦那が銀時だったとはね!あっ。自己紹介遅れたね!私は真選組で働いてます!吉田ヨツバです!って言っても今は吉田じゃなくて山崎なんでけどね』
新八「僕は志村新八です。」
神楽「私神楽ネ!」
『よろしくね!神楽ちゃん!新八くん!』

私は万事屋のみんなに挨拶をしていた。銀時はテレビを見ながら鼻をほじくっている。ほんとにアホ面だわ。

新八「ヨツバさん!昔の姓が"吉田"なら、結婚してるんですか?」

やっぱりか。

『結婚してないよ。銀時ー。この子たちに話しても大丈夫?』
銀時「あー。うん。多分。俺の過去も知ってるし」
『じゃあ話すわ』

私はそこで二人に自分の過去を話した。私がなぜ銀時を知っているのか。どうして吉田から山崎に変わったのか。私が攘夷戦争に出ていたことも。

神楽「そんなことがあったアルナ。」
新八「じゃあ、銀さんと、ヨツバさん。あと桂さんは幼馴染だったってわけですか」
銀時「あと一人いる。」
神楽「どういうことネ!?」

あり?晋助くんのこと話してなかったの?

銀時「オメーらも知ってるぞ。高す…」
『高杉晋助。私達の幼馴染』

二人は驚いた顔でこっちを見ていた。

まあそうだろうね。あの騎兵隊総督、高杉晋助の幼馴染なんて。

銀時「それより!お前!山崎ってどっからもらってきた!?」

やっぱり〜?そこ触れちゃう〜?

『これはね。真選組観察、山崎退くんの姓なの。』
銀時「山崎ィィィィィィィィ!!!!!!」
神楽「ジミーアルか!?」
新八「山崎さんですか!?」

なんでそんなに驚くの。心臓止まっちゃうでしょ。こっちが驚きすぎて。

『そ、そうだけど。そんな驚くこと?ツーカ退くんと知り合い?』
新八「知り合いというより、真選組のみんなとは腐れ縁ってやつなんですよ」
『そーなんだ!じゃあ、いつでもあそびにきてね!私は大歓迎!』
神楽「やったアル!」

神楽はおお喜びだ。

銀時「やだね!総一郎くんとか大串くんがいるところでしょ!ゴリラもいるし!俺はゼッテー行かねぇ!」

カチン。

なんやこいつぅっぅぅ!
やっぱり銀時ぃ!成長してねぇ!

『じゃあ来なくて結構やわ!あんたみたいなちゃらんぽらんが来てもなーんもお出まししませんかんな!今から言っても遅いやよ!わっちが気ぃ聞かせていってやったんに!その頑固さそろそろ直したらどうや!?』
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