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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第20章 裁判開始


私達はその動画を見はじめた。
やはりその動画だった。

『これで言い逃れはできません。御奉行。判決を』
御奉行「うむ。桂小太郎を無罪とする。そして、海野秀明を有罪とする」

そう言うと、海野は短刀を御奉行にむけた。尻尾を出したか。

私は銀時にスカーフとジャケットと刀を投げられる。

私はすぐにジャケットを着替え、スカーフを巻くと、海野に刀を向けた

『真選組だ。御用改である。神妙にお縄につけ』
御奉行「し、真選組」
海野「真選組の人間がなぜここに!?」
『すまねぇな御奉行。こいつはこちらでしょっぴくんだ。こちとらこのために小太郎を無罪判決まで落とすために証拠取ってきたんだからな』

私はにやりと笑った

『なぁ?穏健派の皆さんと真選組隊士共?』

穏健派と真選組隊士は海野に刀を向けていた。

海野「ヒッ」
『刀を降ろせ。御奉行から刀を離せ』
御奉行「ど、どういうことだ!!」
『こいつは、海野秀明は宮星組頭、宮星斗真の子分で合ってな、桂一派を消す為、一時期潜入してたんだよ。この間その情報を手にいれてなぁ。穏健派、桂一派の皆さんに手ぇかしてもらって見事宮星組を潰せたよ。』
海野「か、頭になんてことしてくれたんだ!!!それよりお前は真選組だろ!!!なんで攘夷志士のみかたなんてしてんだ!」

私はそっと小太郎の前に出る

『攘夷志士。紅鬼桜、吉田ヨツバ。といえばわかるだろう。』
御奉行「お前は攘夷志士か。」
『ええ。そうだとも。まあ。"元"攘夷志士だがね。桂小太郎の無実は証明された。飛ばされることはないだろう。さあどうする?御奉行。私の首を飛ばすか?』

私はにやりと笑いしゃべりかける

御奉行「お前は攘夷志士。幕府を敵に回し、天人と戦った人間。それなのになぜ、幕府の見方をする」
『あたしは幕府の味方になんてなったことなんてないけど?私は今、この手で守りたいもん守ってんだ。この歌舞伎町を真選組を、兄貴達を、仲間を。もうか大切な人を無くしたくないしね。ここに来た時から死ぬしたんだからねぃ覚悟はできてんだ。さあ。判決を。御奉行殿。』

町人1「別に殺さなくてもいいんじゃないですかぃ、?」
町人2「そうだねぃ。幕府の犬だろうが攘夷志士だろうが、無実の人間を無実にしたんだからねぃ」

周りがそういう

御奉行「判決を下す。吉田ヨツバ。お前は無罪。人間を守ったただの警察だ。」
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