第20章 裁判開始
海野「桂小太郎の罪状は強制わいせつ罪となります。一般人誘惑罪です。それに桂小太郎は攘夷志士としている。爆弾物などを使い、テロを引き起こしているテロリストです」
『異議あり。御奉行。被害者の証言の許可を貰いたい』
御奉行「許可する」
『では、被害者と思われる幾松殿。証言を』
私は幾松さんを呼ぶ。
幾松「私は怪我をしていた桂小太郎を一時的にかくまい、世話をしていただけです。それに、しつこい義弟を退治してくれたのもこの桂小太郎です。私はこの人に家の出入りを許可しております」
『これが証拠です。どうでしょう御奉行』
私はこれで勝った思った
だが違った。
海野「では。これが嘘だとしたら?口裏を合わせればこんなことはできるはず。ねぇ?御奉行殿」
やはりな。あいつらがこいつを出してきたのはやはりこのためか。
海野「被害者幾松には亡くなられた旦那がおります。その弱みに付け込んでこの被害者をたらしこんだのでしょう!?さあ!答えなさい!桂小太郎!!」
きたっ!チャンス到来♪
海野「あれ?言い返せないのですか?」
馬鹿だなぁ。自滅してんじゃん。あれ?自覚してないの?
『言い返せますとも。いくらでも。だってあなたが有罪になるんですから』
海野「何!?」
御奉行「どういうことだ。吉田弁護士。」
フッ
『御奉行。重要参考人を証言台に立たせることの許可を頂きたい』
御奉行「許可する」
そう言うと、銀時たちが入ってきた。
御奉行「お前は!長谷川泰三の時の弁護士!」
銀時「こんにちはぁ〜御奉行。この間はお世話になりましたぁ。ツー事で今日は重要参考人として来た万事屋でーす。」
調子こいてんなぁ
新八「海野検事。そろそろ自首してください。桂小太郎に罪をかぶせているのはあなたですね」
神楽「あんたが幾松をたらしこんだンダロ?」
海野「フッ。どこにそんな証拠があると」
『ありますよ。証拠なら。銀時。』
銀時「はいよっ!!!」
銀時は胸元から、証拠と思われる写真を持ってきた。
もちろん神楽ちゃんや新ぱちくんも
新八「これが証拠です。幾松さんにしつこくつきまとい、それを阻止していたのが桂さん。何なら見ますか?証拠の動画を」
海野「!?!?」
『幾松さんがね、防犯カメラをつけたんだよ。店ん中と店の入り口に。御奉行。証拠動画の視聴を』
御奉行「許可する」