第11章 忘れた記憶(主人公変更編オリジナル)
ここは港。その場にいるのは私とフタバという天人のみ。
『一つだけ聞く。記憶を塗り替えたのはお前だな?』
フタバ「ええそうよ。私はあなたが嫌いなの。だからあなたにとっての苦痛を与えたのよ。ふふっ♪もう他の隊士達の記憶は私に塗り替えられているの。みーんな、私の味方。あなたの敵なのよ」
『それはどうかな?ねぇ。真選組の皆さん?』
そう言うと、コンテナの後ろからたくさんの隊士達が出てきた。
フタバ「な、何!?」
近藤「俺達ぁ、とっくのとうに記憶取り戻してんだ。」
一番隊「俺達の!」
五番隊「俺らの!」
二番隊「華を返してもらう!」
みんな。
特別隊「俺達の隊長は、吉田ヨツバさんだァァァァァァァァ!!!!!!!」
フッ。やってくれるねぇ。
『まあ、そういうこった。今日ここでお前を切る。お前は昔私と戦ったな?』
フタバ「それは私の父。あなたをここで殺してやるわ!」
『特別隊隊長、吉田ヨツバ。参る!』
倒れたのは天人だった。
そして、江戸の人たちは皆記憶を取り戻し、私は屯所に帰ることができた。
なぜか知らんが近藤さんに会議室に来いと呼ばれた。
会議室に行くと。皆が土下座していた。勿論、近藤さんと沖田くんも。土方さんは…呆れ顔で立っていた
皆「すいません!!!!!ヨツバん!/吉田隊長!」
『は?』
何事?
原田「記憶がなかったとはいえ、同じ中間、それも特別隊隊長、女性なのにひどい行為を行ってしまいました!もうしわけやりやせんつましたー!!!!」
WOW。こんなに気に病んでたの?
『いいよ。みんな。顔を上げて?今回はしょうがないと思うわ。洗脳を使われちゃこっちも打つ手がないもの。みんなが記憶を取り戻してくれただけでとっても嬉しいわ。』
皆「ヨツバさぁん!/吉田隊長ぉ!」
みんなは目に涙を浮かべていた。
『まあ、一人を覗いてはね。』
私は土方さんを睨んだ
皆「え?」
土方「は?」
ピキッ
『テメーじゃァァァァァ!!!!!!土方ァァァァァァ!!!!!』
私はくないを土方にむけて投げつけた