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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第11章 忘れた記憶(主人公変更編オリジナル)


プルルルル

『はい吉田です。』
異三郎《ヨツバさん。調べがつきましたよ。》
『マジ!?ありがと!んで、どんなやつだったの?』
異三郎《これは、2年前に絶滅したと思われる天人で、人の脳内の思い出や記録を塗り替える能力があります。脳内の思い出だけを塗り替えるだけであって、その他はほとんどかわりありません。強さなどはあなたのほうが強いでしょうね。》
『そっかー!ありがとねー!』

私はケータイを切る。あいつは天人。私のほうが強い。だったらさっさと土方さんの記憶取り戻して倒してしまったほうが早い。

ピンポーン

『はーい。』

ガラガラガラ。

土方「よぉ」
『ひ、土方さん…』

私は土方さんを部屋に入れ、依頼の内容を聞く。

『依頼ですか?』
土方「いや。今日はおまえに用があってきた。」
『私ですか?』
土方「ああ。ヨツバ。そろそろ屯所に戻ってきてくんねぇか?あんな女じゃ戦力にならん。それにおまえをあんな天パにまかせておけねぇ。俺の女だろ?だったらさっさと戻ってこい。」

土方さんの記憶が戻っていた。
私は泣き出していた。

『ひ、土方さん…記憶が戻ったんですね…』
土方「ああ。すまねぇな。」
『土方さん。私が屯所に帰るのはあの女を倒してからです。なので明日、港にあの女を連れて来てください。私がブッ倒します。』
土方「あ、ああ。」

あ~。多分私めっちゃ怖い顔してるぅ〜♪

でも、土方さんが思い出してくれたことに心から嬉しかった。
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