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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第7章 命をかけた任務


〜そのころ屯所では〜
近藤「まだヨツバと姫様が見つかっていない!かごには、ヨツバのジャケット、スカーフなどがなくなっている。その時は生きていたと見て正解だろう。とにかく!二人を見つけ出すんだ!」
土方「班を分ける!A地点は一番隊、四番隊。B地点は三番隊、5番隊。C地点は二番隊、特別隊あと俺達だ。」
近藤「今回は万事屋にも手を貸してもらうことになった!何がなんでも見つけ出すんだ!!!」
「「「「「おおーーー!!!!!」」」」
銀時「俺達ァヨツバ探すだけだかんな。」

屯所は大騒ぎだった。
私は声がする会議室へ行く

ガラガラガラ

近藤「…ヨツバ!!!!!!」
『特別隊隊長山崎ヨツバ。ただいま帰省いたしました。ハァッ、ハァッ。』
沖田「ヨツバ!今までどこに行ってたんでぃ!それにその怪我!瞳の色も変わっちまって!どうしたんでぃ!」
『姫様を守ってた。』
銀時「そんなになるまで紅桜使ったのか。いや。鞘に収めず抜きっぱなしにしとかないといけなかった、が正しいか」
『ええ。そう。ハァッ、ハァッ。やっぱり銀時ね。』

バタンッ!


銀時「おい!」
神楽「ヨツバ!」
新八「ヨツバさん!」
近藤「ヨツバ!」
沖田「やべぇですぜぃ!この3日間ずっと止血をしなかったためか血の量が足りてねぇんでさぁ!あと熱もある!呼吸が浅くなってるってことは!」
山崎「この3日間ずっと薬を取ってない!」
近藤「新八くん!救急車をすぐ呼んでくれ!」
新八「わかりました!」

そんな声が薄っすらと聞こえながらも私は意識を失った。

土方「…ツバ!ヨツバ!ヨツバ!」

白い天井が見えた。一回だけ見たことのある天井

『…っ。ここは?』
土方「ヨツバ!」
銀時「病院だ。」
沖田「出血大量で死ぬとこだったんでさぁ」
『そうだったんだ。いっつ!」
山崎「あわわわ!安静にしててよ!傷口開いちゃう!肋折れてたんだから!」
『そう。』
銀時「ヨツバ。他の傷は目立たねーらしいけど背中の傷はくっきり残るとよ」
新八「そんなっ!」
神楽「ヨツバ。女の子なのに。かわいそうネ。」
『大丈夫だよ神楽ちゃん。そんなに泣かないで?』

私は神楽ちゃんに触れる。そしたら神楽ちゃんはうわあんと泣き出した。

銀時「もういいんじゃねーか?全部話して」

私はそう言われ決意した。
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