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瓜ふたつの人が同じ人に恋をした

第7章 命をかけた任務


〜2日目〜
私は昨日の傷の具合を見ながらそよ姫様を抱えあるきだす。天人が現れればどんどんと切ってゆく
そよ様は私の血と返り血で染まっている。
どんどんと江戸城に近づいているはずだ。

そよ「ヨツバお姉さん?大丈夫ですか?」
『大丈夫ですよ。明日には城につくと思います。そしたら今度はお城内で神楽ちゃんとたくさん遊びましょうね!だから今は我慢してください』
そよ「はい!約束ですよ!?」

私とそよ姫様の約束をしその夜は終わった

〜3日目〜
私は最後の気力を振り絞り、刀を杖替りにし、江戸城に向かう。そして天人が現れれば切る

天人〈おやおや。背中がガラ空きだよ〉
ザシュッ
『くっ。』

私はその天人を切る。

そして背中に姫様をのせ、またあるきだす。

夕方。江戸城についた。

役人1「誰だ貴様!」
役人2「そ、そよ姫様!」

私は姫様を役人に預けると膝の力が抜け、ガクッと倒れる

役人2「おい!そよ姫様が羽織ってるのは真選組の制服だ!」
役人1「じゃ、じゃあ、お前、真選組の人間か!」
『ええ。私はこれで失礼するわ。』

私は重たい体を引きずりながら屯所を目指す。
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